プーマのアーカイブから“隠れた名作”が復活!
2004年、Y2Kデザインの潮流の中にありながら、ひときわ異彩を放った、"PUMA(プーマ)"の実験的な一足、"TALON(タロン)"。猛禽類の鉤爪に着想を得たその独創的なシルエットは、あまりに先鋭的すぎたがゆえに、当時はニッチな存在に留まった。しかし、そのクリエイティビティは、時を経てカルト的な評価を獲得。プーマのアーカイブの中でも、最も奇抜で、最も美しい"隠れた名作"が、遂に待望の復活を遂げる。
デザイナー、ジェフ・モコスが掲げたコンセプトは、「自然を設計の手本とする」というもの。地球上で最も優れた狩人の一種である、ワシの鉤爪の構造と機能美を、一足のスニーカーへと落とし込もうと試みた。その結果生まれたのが、足全体を下から掴むように巻き付く、独創的な外骨格構造のアウトソール。流れるようなラインは猛禽の爪跡を、そしてその構造は獲物を掴む鉤爪そのものを想起させる。
2025年に待望の復活を果たす本作は、2つのカラーウェイで展開。アッパーには、通気性に優れた柔軟なメッシュ素材を使用し、その上を外骨格のようなオーバーレイが覆う。鮮烈なライムグリーンに、精悍なブラックのオーバーレイを組み合わせた一足と、シックなブラックに、グレーのオーバーレイを合わせた一足。どちらも、見るものを圧倒する、芸術的な仕上がりとなっている。
日本国内では2025年7月26日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は17,600円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■LIME POW (402955-01)
■PUMA BLACK/FLAT LIGHT GRAY (402955-04)