Y2Kの美学を受け継ぐハイブリッドモデル!
ランナーのパフォーマンスを極限まで引き出すために考案された、機能的なデザイン。それが今、オーセンティックな歴史と本物の機能美を求めるファッションシーンで、新たな価値観として評価されている。特に、"ASICS(アシックス)"が誇る2000年代のランニングシューズは、そのY2Kの空気を纏ったテクニカルなルックスで現代のストリートを席巻している。その中でも、ブランドの歴史に名を刻む2つの名作を大胆に融合させたハイブリッドモデル、"GEL-NIMBUS 10.1(ゲルニンバス 10.1)"が、ひときわ強い存在感を放っている。
今作は、アシックスのアーカイブの中でも特に評価の高い、2つのモデルのDNAを高次元で掛け合わせている。アッパーデザインに採用されたのは、2008年に登場した"GEL-NIMBUS 10(ゲル ニンバス 10)"。ラテン語で「雲」を意味するその名の通り、"雲の上を走るかのような快適な履き心地"を追求したシリーズの10代目である。人体解剖学に基づき、足の骨格に沿ってアシンメトリーに配置された補強パーツは、独創的なビジュアルと、足を優しく、しかし確実に包み込む優れたフィット感を生み出した。そのアッパーを支えるのが、同じく2008年に"International Editor's Choice"賞を受賞した歴史的名作、"GEL-KAYANO 14(ゲルカヤノ 14)"のソールユニットだ。二層構造のEVAフォーム、衝撃を巧みに吸収する"GEL(ゲル)"、そして過度なねじれを抑制する"TRUSSTIC(トラスティック)"システム。アシックスが誇る最も美しいアッパーの一つと、最も完成されたソールの一つが融合することで、スニーカー史に残るであろう新たな傑作が誕生した。
最新カラーは、スタイリッシュかつスポーティな雰囲気を纏う、絶妙なカラーコンビネーションで構成。アッパーのベースには、通気性に優れた目の粗いオープンメッシュを、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出すクリームがかったホワイトで採用。その上には滑らかな質感のホワイトレザーが重ねられている。そして、このモデルのハイテク感を象徴するのが、特徴的なグリッドパターンを刻み込んだメタリックシルバーの補強パーツだ。光を反射して複雑な輝きを放ち、Y2Kのサイバーな雰囲気を加速させる。機能的なソールユニットは、アッパーと色調を合わせたクリーム色で染め上げ、半透明で瑞々しい質感のジェリー状"GEL"が、涼やかな雰囲気を後押しする。
日本国内では2025年8月21日より、アシックス直営店・オンラインにて発売予定。価格は22,000円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。