ロサンゼルス五輪開催を祝福する"MADE IN USA"の逸足!
2028年、ロサンゼルスで再びスポーツの祭典が開催される。その祝賀ムードをいち早く盛り上げるべく、"ADIDAS(アディダス)"が、ブランドの歴史と五輪の記憶に深く刻まれた伝説の一足を、特別な"米国製"で復活させる。1984年のロサンゼルスオリンピックに向けて開発された、革新的なランニングシューズ、"LA TRAINER(LA トレーナー)"が、そのオリジナルカラーを纏い、現代にカムバックする。
"LA トレーナー"は、80年代のアディダスが誇る、実験精神の結晶であった。最大の特徴は、ミッドソールのヒール部分に搭載された、着脱可能な3本のプラグによる可変クッション機構、"VARIO SHOCK ABSORPTION SYSTEM"。硬さの異なる3色のペグを、ランナーが自身の体重や走り方、路面状況に応じて付属の工具で抜き差しすることで、クッション性を"チューニング"できるという、まさに"オーダーメイド"感覚の画期的なシステムだった。その独創的なアイデアと、ハイテクなルックスは、今なお多くのコアなファンを魅了し続けている。
今回の復刻版は、その歴史的なオリジナルカラーを忠実に踏襲。アッパーは、深みのあるネイビーのメッシュパネルと、同色のスエードオーバーレイで構築。サイドを駆け抜けるスリーストライプスとヒール部分には、シャープなシルバーを配置。ミッドソールは、あえて年月が経過したかのようなヴィンテージ風のクリーム色で染め上げ、ノスタルジックな雰囲気を完璧に再現している。そしてもちろん、ヒールには、白・赤・青の3色から成る、あのアイコニックな3本のペグが並ぶ。
海外では2025年9月1日にアディダスにて発売予定。価格は$250。
また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。