【非売品】 フィリー × アディダス オリジナルス スーパースター "ボロ"

日本の技法であるボロのパッチワークで再現！
ニューヨーク・ブルックリンを拠点に、新品のスニーカーを意図的に“汚し”、まるで何十年も履き古されたかのようなヴィンテージの風合いを与えるカスタムアーティスト、"PHILLLLLTHY"こと"PHILLIP LEYESA(フィリップ・レイエサ)"。元々は店内のディスプレイアーティストとして働きながら、独学で身につけたその唯一無二の技術は、SNSを通じて瞬く間にストリートシーンの注目を集めた。現代美術家"DANIEL ARSHAM(ダニエル・アーシャム)"の"DIOR × AIR JORDAN 1"をカスタムするなど、彼の活動は単なるスニーカーカスタマイズの枠を超え、アートの世界からも評価されている。「傷や汚れを美と捉える」その哲学は、日本の"侘び寂び"の精神にも通じ、彼の手にかかったプロダクトは、一点物のアートピースへと昇華される。
2022年の"NMD S1"に続き、"ADIDAS(アディダス)"との公式コラボレーション第2弾として、世界でわずか10足のみ製作された、まさに"幻の一足"が登場。ベースとなったのは、"ADIDAS"の永遠の定番"SUPERSTAR(スーパースター)"である。
"PHILLLLLTHY"は、その最も象徴的なディテールであるラバー製のシェルトゥを大胆にも取り外し、日本の伝統的な補修技法である「BORO(ボロ)」のパッチワークで再構築。擦り切れた衣服に様々な古布を継ぎ接ぎして、新たな生命を吹き込む「継ぎ当ての美学」を、スニーカーの顔であるトゥ部分へと落とし込んだ。アッパーには藍染めの古布を思わせるインディゴブルーのデニム生地がパッチワークされ、ミッドソールにも藍色の染めムラのような加工を施すことで、全体で統一感のある世界観を創出。クラシックなスニーカーが持つ普遍的な魅力に、"PHILLLLLTHY"ならではの物語性と、日本の伝統工芸が持つクラフトマンシップが見事に融合。彼自身が「この作品は決して完成ではなく、人生を通じてパッチを追加し続ける」と語るように、履き手と共に時を刻み、進化し続ける、まさに究極の一足である。
PHILLLLLTHYが主催したadidas Superstar “Boro”のプレゼント企画で10足限定で配布された。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。