神秘的で静かな美しさを持つ「氷山」からインスピレーション!
2000年に東京・原宿で産声を上げ、日本のスニーカーカルチャーを世界へと発信し続けるスニーカーブティック、"atmos (アトモス)" 。常にユニークなテーマ性で数々の名作コラボレーションを生み出してきた彼らが、日本のスポーツブランド "ASICS(アシックス)" と再びタッグを組み、ユニークな一足を創り上げた。
ベースとなったのは、"ASICS" の伝統的なデザインと最新テクノロジーを融合させたハイブリッドモデル、"GEL-NYC(ゲルNYC)" 。2000年代初頭の "GEL-NIMBUS 3" のアッパーデザインに、2021年に復刻された"GEL-MC PLUS V(ゲルMCプラスV)"の個性的なパーツを組み合わせ、2010年代の "GEL-CUMULUS 16" のソールユニットを搭載させた、レトロな魅力とモダンな快適性を兼ね備えた一足である。
"HYOZAN (氷山)" と名付けられた本作は、その名の通り、神秘的な氷山をテーマにデザインされている 。アッパーは、クリーンなホワイトのオープンメッシュを基調としながら、氷の層を思わせるアイスブルーのスウェードと、氷面の輝きを表現したメタリックシルバーのアンダーレイを重ね合わせ、涼しげで奥行きのある表情を創出 。ミッドソールには、深い海を表現する濃紺からライトブルーへの美しいグラデーションが施され、まるで北極海から氷山が浮かび上がるかのような情景を描き出す。
本作のハイライトは、インソールに隠されたアートワークにある 。両足の中敷きには、海面に浮かぶ氷山の壮大なフォトグラフィックをプリント 。片足には水面上の、もう片足には水面下の氷山が描かれ、左右を合わせることで一つの氷山が完成する。これは「見えているものは氷山の一角に過ぎない」という有名なコンセプトを視覚化したものであり、このシューズが持つ物語性を一層深めている。
日本国内では2025年10月23日にアトモスにて発売予定。価格は22,000円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。