ナイキ黎明期の名作が秋冬仕様にアップデート!
1970年代、アメリカで巻き起こったランニングブームの中、創業まもない NIKE(ナイキ)" はその地位を確立すべく数々の革新的なランニングシューズを世に送り出した。その一つが、1976年に発売された "LD-1000 (エルディー1000)" である。"LONG DISTANCE (ロング ディスタンス)" を意味する "LD" と、「年間1000マイル走破」の願いを込めた数字を冠したこのモデルは、当時の最先端技術を結集した一足であった。軽量性と通気性を追求したナイロンアッパーにつま先や踵のスウェード補強、安定性を高めるフレア状のEVAミッドソール、そして "NIKE" の代名詞であるワッフルアウトソール。70年代ナイキらしい太めのスウッシュマークが駆け抜ける、そのクラシカルなデザインは、半世紀近い時を経て現代のファッションシーンで再評価されている。
今回登場するのは、その歴史的なシルエットを秋冬シーズンに向けてアップデートした一足。アッパーはナイロンから温かみのあるスウェード素材へと変更され、防寒性を高めている。カラーリングは、濃淡の異なるグレーのスウェードを巧みに切り替えることで、丸みを帯びたクラシックなフォルムに表情豊かな奥行きを創出。サイドを飾るスウッシュにはレザーを採用し、上品なアクセントを加えている。ソールユニットは、クリーンなホワイトのミッドソールと、オーセンティックなブラックのワッフルソールという組み合わせで、クラシカルな印象を一層強めている。
日本国内では2025年11月10日にナイキ取扱店にて発売予定。価格は17,380円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。













