現代ファッションシーンで最も注目されるデザイナーの一人、"GRACE WALES BONNER (グレース・ウェールズ・ボナー)"。英国人の母とジャマイカ人の父を持ち、ロンドンの名門セントラル・セント・マーチンズを卒業後、自身のルーツである英国とカリブ海の文化的な繋がりを探求するコレクションで瞬く間に国際的な評価を獲得。LVMHプライズ大賞受賞や、2025年10月のエルメス メンズ プレタポルテ部門の新クリエイティブ・ディレクター就任など、その才能は留まるところを知らない。"ADIDAS(アディダス)" との長期的なパートナーシップは特に成功を収めており、"SAMBA(サンバ)" をカルト的な人気へと押し上げ、世界的なスニーカートレンドの火付け役となったことは記憶に新しい。
"ADIDAS" とのコラボレーション最新作として、1970年代のロープロファイルなクラシックシルエットを持つ "KARINTHA LO (カリンザ ロー)" をベースに選んだ。2025年春夏コレクションの一部として発表された本作は、クラシックなスポーツスタイルを、彼女ならではの洗練された感性と卓越したクラフトマンシップで再構築。海辺の街が持つ活気あふれるソウルフルな躍動感をテーマに、シルエットや素材、色彩に海を想起させるデザインが落とし込まれている。
コレクションでは主に2種類のデザインが展開される。一つは、アッパー全体に眩いスパンコールを散りばめ、サイドには光沢のあるサテンのスリーストライプスをあしらった、ラグジュアリーな雰囲気を放つ一足。もう一方は、滑らかなサテン素材のアッパーに、繊細なホワイトレースのスリーストライプスを組み合わせた、エレガントなデザイン。こちらはシックなブラックと爽やかなブルーの2色がラインナップされる。さらに、どちらのデザインも履き口周りにあえてゆとりを持たせ、自然なシワ感を生み出すという、"ウェールズ・ボナー"らしい計算されたディテールが施されている。
日本国内では2025年10月31日にアディダス取扱店にて発売予定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■KARINTHA LO(KH8798) 58,300円 (税込)
■KARINTHA LO SATIN (JR1774) 36,300円 (税込)
■KARINTHA LO SATIN(IH7259) 36,300円 (税込)





















