ポップなコミックの世界からインスパイアされた逸足!
1989年、"NIKE(ナイキ)" のカリスマデザイナー、"TINKER HATFIELD (ティンカー・ハットフィールド)" の手によって、"MICHAEL JORDAN (マイケル・ジョーダン)" のために生み出された "AIR JORDAN 4(エアジョーダン4)"。これまでのシリーズからさらにハイテク路線を強く打ち出し、シリーズで初めてメッシュパネルやプラスチック製のアイレット、TPUウィングといった革新的な異素材を大胆に組み合わせた。この独創的なデザインは、フィット感と通気性を劇的に向上させる最先端テクノロジーの結晶であった。また、コート上でのパフォーマンスだけでなく、ストリートカルチャーとの結びつきも強く意識。当時、ブラックカルチャーで流行していた「タンを折り返して履く」スタイルを想定し、タンの内側に縫い付けられた "AIR JORDAN" のロゴパッチをあえて逆さ向きに配置するという、こだわりのディテールが盛り込まれている。その存在感のあるボリュームシルエットはストリートシーンでも圧倒的な支持を集めブレイクし、シリーズの不動の人気を決定づけるきっかけとなった。
今回はアメコミから着想を得たデザインがスタンバイ。まだモックアップの段階であり、実際に発売されるモデルとはデザインが異なる可能性はあるものの、リークされた情報によれば、アッパーはオフホワイトのボディを基調とし、つま先の補強パーツにはグレーを配置。そして、アイコニックなウィングパーツやヒールタブにはブラックを差し込むことで、全体の印象を引き締める配色となるようだ。ヒール部分にあしらわれる "NIKE AIR(ナイキ エア)" のロゴが、アメコミ特有のポップなデザインを踏襲するのではないかと見られている。クラシックなシルエットに遊び心あるディテールが加わった、ユニークな一足の登場に期待が高まる。
海外では2026年にジョーダンブランド取扱店にて発売予定。価格は$220。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。






