イタリア製ドライビンググローブが着想源!
2004年、"LAUREN AMOS(ローレン・エイモス)"によってアトランタに設立されたスニーカーブティック、"WISH(ウィッシュ)"。アート、ファッション、音楽をクロスオーバー、「WE HAVE A STORY TO TELL(語るべき物語がある)」をモットーに掲げ、テーマ性と物語性を重視したアイテムを展開する。今回、"PUMA(プーマ)"のモータースポーツ由来の代表的スニーカー、"SPEEDCAT(スピードキャット)"をベースに採用したコラボレーションモデルを発表。スピードキャットは1999年にF1ドライバー用の耐火レーシングブーツから着想を得て、1999年にライフスタイルモデルとして登場。ミハエル・シューマッハの愛用もあり、累計2,800万足を超えるプーマ史上屈指のベストセラーモデルである。
"SPEEDCAT 447 GT"と名付けられた本作は、イタリア製のヴィンテージドライビンググローブの優雅さからインスピレーションを得ている。モデル名の「447」は、"Wish ATL"のクリエイティブの原点である店舗所在地(447 Moreland Ave)に由来し、"GT"はグランツーリスモのエッセンスを加えている。アッパーは上質なオフホワイト~ライトグレー系のプレミアムレザーで構成。サイドパネルにはグローブを連想させるパンチング加工が施されている。フォームストリップはステアリングやタイヤを思わせるブラックレザーで表現され、シュータンやヒールのプーマキャットロゴには、レーシングカーの差し色のような鮮やかなレッドが用いられた。さらに、レザーの断ち切り部分には手袋職人の技法にならったコバ磨きが施され、タンやインソールには型押しによるディテールが加えられている。
モータースポーツの遺産とアトランタのストリートカルチャーの交差点を体現するコラボレーションである。"Wish ATL"はキャンペーンビジュアルに、1950~60年代のクラシックカー雑誌広告を思わせるレトロなデザインを採用。「STARING IS RUDE. UNLESS IT’S A 447 GT. THEN EVERYBODY DOES IT.(ジロジロ見るのは行儀が悪い――447 GTの場合、誰もが見とれてしまう)」というキャッチコピーを掲げ、クラフトマンシップとコントロール、そしてスピードとバランスというコンセプトを表現している。
海外では2025年11月7日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は$110。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。








