"牙"を持つアグレッシブなソールユニットが異彩を放つ！
90年代のハイテクブームが去り、各ブランドが新たなデザインの可能性を模索していた2000年代初頭。その実験精神に満ちた時代に、"PUMA(プーマ)"が放った異作"BEISSER(バイサー)"が約20年の時を経て現代に蘇る。ドイツ語で「噛みつく者」を意味する本作は、名作"MOSTRO(モストロ)"を生み出したデザイナー、"PETER SCHMID(ピーター・シュミッド)"が2005年に手掛けたコンセプトモデル。当時は「靴に牙を生やす」という大胆な発想のもと、世界500足限定でリリースされ、その希少性と独創性からスニーカーフリークの間で伝説として語り継がれてきた。
最大の特徴は、その名の通り地面に噛みつくようなアグレッシブなソール形状だ。鋭い牙状の突起が配されたアウトソールは、つま先からサイドにかけてギザギザと張り出し、猛獣のような力強さを表現。踵には歯型ラグ付きの厚いプレート状パーツを備え、ヒールケージとしての機能性と安定性を高めている。今回の復刻では、その前衛的な造形美を際立たせるクリーンなカラーリングが登場。アッパーは通気性に優れたホワイトのオープンメッシュをベースに、補強パーツには同色のレザーと、柔らかなオフホワイトのスウェードをレイヤード。インパクト抜群のソールユニットもホワイトで統一することで、かつての攻撃的なデザインを、現代のスタイリングに馴染む洗練されたルックスへと昇華させている。
日本国内では2026年1月1日にプーマ取扱店にて発売予定。価格は27,500円(税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
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